第8チェックポイント パシフィカ


私が一番しんどかったクイズ
浮かれ気分で勝ち進んでいた、カメちゃん。サンフランシスコに到着したあたりから、どうも身体の調子がおかしい。ホテルの部屋の乾燥からカゼをひき始めていたのもあるけど、何かおかしい。そのうち、身体に力が入らないことに気がついた。いろいろ考えた結果、食生活が影響しているのでは? と結論が出た。日本を出発してから、ちゃんとしたお米はなかなか食べる機会がない。何だかんだいっても、やはり日本人。米のメシを食べないと、身体がうまいこと動かないらしい。ちょうど、スタッフもそろそろ日本食が恋しい頃だろうと思っていたのか、サンフランシスコで手配してくれていた。アメリカで食べる和食は変な感じだったが、とてもおいしかった(気がする)。
そして、翌日のパシフィカ。太陽がサンサンと降り注ぎ半袖の人もいるのに、私はトレーナーを着込んだ上にバローでもらった特大ごっついセーターを羽織っていた。暑いというより、寒かったことを覚えている。しかも、神経衰弱が当たらない。誰かが指名した子供は、次の解答者が引き続き指名していく。その方が効率がいいから。でも、私が指名してしまった子供は似顔絵がダイナミックすぎて、さっぱり母親がわからない。私が間違えた後も、何回か引っ張り出されては引っ込んでの繰り返し。後日談だが、あまりにも母親を当ててもらえず、その子は裏でベソをかいていたらしい。そして、何回目かに私がようやっと当てたのでした。ホントにごめんね。
もう一つ、後で同行ドクターに聞いた話。サンフランシスコから体調が悪かったのを知っていたドクターは私のことばかり気にかけていたが、後半で勝ち抜けたのを見て一安心。でも、よく見ると久美ちゃんの様子がおかしい。そう思っているうちに、敗者が決定してしまったそうな。「あの時、ホントに調子が悪かったのは内田さんだったな」と、残念そうに話していました。


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