国内第一次予選 東京ドーム


ワクワクとガッカリ
第1回のウルトラクイズの放送を見て「いつか出てやろう!」と意気込んでみたものの、第一次予選を抜けるのが何と難しいことか! 11回までは後楽園球場だったので、夏の暑さが文字通り骨身に染みた。運よくグラウンドに下りられても地獄の暑さらしいが、観客席であるかないかの敗者復活を待っているのもかなりつらい。直射日光を浴びながら「いーよなー、下に降りられて」とボンヤリ見ていると、何問か終わった後に出てくる給水サービス(内野さんのHP参照)。実は私の“ウルトラクイズ密かな願い”の一つだった。○×クイズで勝ち進み、暑さの中で冷水をキューッと飲んで再びがんばる。毎年グラウンドで給水サービスが始まるたびに、心の中で念仏のように「来年こそは・・・」と唱えていた。
そして、12回の第一次予選。新しくできた東京ドームなんて縁起がいいかも、と意気込んで中に入ってみたら涼しい。「え? 今年からはこんな楽しちゃっていいの?」これが、私の素直な感想。空調が効いて(いったい、どんな冷房装置を使っているのやら?)心地よい涼しさなので、問題を考えたりするのにはとてもいい環境になった。けど、何か違う。私の中では、倒れそうなくらいの暑さの中でやるからこそのウルトラだった。ドームの中は涼しくて心地よくて、もちろんニューヨーク目指してワクワクする気持ちで心がいっぱいだったが、そのすみっこにはもう給水サービスを受けることができないのかと、ガッカリくんが住んでいたのも事実だった。


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