第3チェックポイント 成田→グアム


朝ゴハンかと思ったら、すぐにペーパークイズなの?!
早朝からのジャンケン大会を通過して、グアム行きの飛行機に乗り込みホッと一息。これで朝メシにありつけると、心ウキウキ。浮かれている私は、離陸後のスタッフの説明もうわの空。そうこうしているうちに、辺りにいい匂いが漂ってきた。そして、回ってきたものは一枚の薄い板。「?」な顔の私に、隣りのしんちゃんが冷ややかに言った。「機内食の前にペーパーやるって、さっきスタッフが言ってたじゃない。聞いてなかった?」はい、聞いてませんでした。一般客は食事の時間だけど、ウルトラはクイズタイム。んもう、しょーがない。やるものやってしまいましょ、と気持ちを切り替えて、機内ペーパークイズスタート! 三択だが制限時間40分、その問題数400問。1問につき6秒しか考える時間がない、過酷なクイズ。統計上では、すべて1番にマークすれば30%は取れるはずだが、そんなこともしてられない。目は必死に問題を追う。と、せかせかやっているうちに問題の番号と解答の番号が違うことに気がついた。よくよく見ると、問題を1枚飛ばしている。ガーン! 大ショック!! しかも、解答は蛍光ペンでマークしているので訂正はきかない。でも、やることやらなきゃ。泣きたい気持ちをこらえて抜かした問題をチェックすると、全然違う解答になっている。自分で血の気が引く音が聞こえた気がした。それでも、何とか時間内に400問終了。恐る恐るチェックしてみると、やっぱりマークのつけ間違いがある。そこで、終了の笛。 「あぁー、こりゃダメだー・・・」気分はすっかり落ち込んでしまい、その後の機内食はおいしかったのかどうかも覚えていない。

うそのようなホントの話
グアム行きの飛行機に乗れる満足感と、機内ペーパークイズへの恐怖感。そして、グアムでのブーブーゲイトのことなど、いろいろな気持ちが入り混じったまま、テイクオフ。ドームを抜けた時に決められた番号の順に着席していたので、とりあえず隣りの人にあいさつをして仲良くなっておこう。そう思って、話しかけてみた。初めはどんな仕事をしているとか、どこに住んでいるとか話していたが、そのうち会社の場所の話になって「?」…聞いたような会社だなぁ、とお互いが思い始めた。そして、それぞれが出した名刺を見て「あのー、前にお会いしましたよね」と、大笑い。実は、ウルトラクイズに参加するちょっと前に、名刺交換した相手だったのだ。年末からの仕事のために、顔合わせしていた清水さん。こんなところで再開、しかも隣の席だなんて・・・ウソのようなホントの話。 ウルトラクイズが終わってからの仕事も、スムーズに進めることができました。


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