平家みちよデビュー3周年スペシャルインタビュー(11号)より

FC:この3年間で一番辛かった事は何ですか?
平家:う〜ん・・・辛かった事ですか?映画「モーニング刑事。」が出来上がって、
映画とライブと握手会というイベントをモーニング娘。と一緒にやっていたんです。
辛かったのは、そのイベントでした。ライブで私が歌う時は、ほとんどのお客さんが、
立たずに座っていたり、席を離れてたりしていましたからね。
「自分に興味を持ってもらえていない」って感じて辛かったです。
ライブの後の握手会でも握手しないで目の前を素通りされたりする事もありましたし、
毎日ホテルで泣いていましたね。
でもある時、そのイベントで”ひとり暮らし”っていうアルバムの曲を歌ったんですけど、
ほとんどの人が座っている中、3人位のお客さんが立って一緒に歌ってくれているのが見えたんです。
その時、私のアルバムの曲でもちゃんと知っていてくれて、応援してくれている人も
いるんだと感動しましたね。その時は、あまりに嬉しくて、歌いながらも涙が止まりませんでしたね。
あの時の3人のファンの方には、今でも本当に感謝しています。


みちよへ 今年は10年ぶりに家族揃ってゆっくりと過ごすことができたお正月でしたね。 再び上京するあなたを見送った後、あれから10年経つんだなあと 18歳だったあなたを見送ったあの頃を思い出していました。 華々しくデビューはしたものの順風満帆とは行かず、 むしろ逆風の中走り続けてきたような気がします。 周りからは強い人だと思われていたようですが 実のところ甘えん坊で泣き虫なあなたを知っているお母さんは 思いっきり泣きたいだろうな悲しみや苦しみを表に出すことができたらどんなに楽だろうなと心が痛みました。 そんなあなたに無神経にもただ「頑張りなさい」という言葉しかかけてあげられなかったお母さんにある日 「お母さん、私、精一杯がんばってるよ。これ以上何をどう頑張ればいいの?」と、か細い声で言ったこと覚えていますか。 そんな心境にいるあなたのことをどうしてあげることもできず本当にごめんなさい。 あれから1年また1年とずいぶん長い道のりだったと思います。 みちよちゃんのことを支え続けてくださる方たちと一緒にずっと見守っていますからね。 お母さんより
いつも応援ありがとうございます。 皆さんの応援のお陰でみちよはシンガーソングライターとして再活動し、この3月で3周年を迎えました。 今日はいつも応援してくださっている皆さんにお知らせがあります。 みちよは予てよりお付き合いしていた方と結婚する事になりました。 業界の方ではありませんが、みちよの活動をとても理解し応援してくれている方です。 そしてデビュー10周年を迎える頃、新しい命が誕生します。 今までとはまた違った毎日を感じ、学びながら心豊かに成長し、より深く、広がりのある作品創りに努めていきたいと思います。 予定していた活動が多々ありましたが、今は体調を優先させてください。 楽しみにしてくれていた皆、本当にごめんね。 前々から話している通り“歌"は続けますので、勝手に引退させないでね(笑) 日記は更新するのでチェックして下さい☆ これからも応援宜しくお願い致します。                  平成19年3月22日  みちよ